2021年7月20日にWordPress 5.8がリリースされ、新たにテーマの機能として「theme.json」というのが導入されました。
詳細な仕様は公式ドキュメントに記載してますが、どのような事ができるのかなどまとめて行こうと思います。
公式ドキュメントから解釈すると、ブロックエディターの進化が急速に進む中でテーマの設定が複雑になり管理するのが大変になったため簡単に制御できる仕組みが必要と判断したようです。
theme.jsonでは主に下記ができます。
下記のtheme.jsonを設定すると
{
"version": 1,
"settings": {
"color": {
"palette": [
{
"name": "Black",
"slug": "black",
"color": "#000000"
},
{
"name": "White",
"slug": "white",
"color": "#ffffff"
}
]
}
}
}
下記のCSSカスタムプロパティが出力されます。
body {
--wp--preset--color--black: #000000;
--wp--preset--color--white: #ffffff;
}
公式ドキュメントに「将来の WordPress リリースでのスタイル管理の、最初のステップとなる theme.json ファイルを導入します。」と記述しているのでスタイル管理に関してはもっと進化するようです。
新しく導入された機能なので、どのように活用していくかを模索して行こうと思います。