スマートフォンでも5G対応の機種が発売され身近になってきました。
5Gの正式名称は第5世代移動通信システムと呼ばれ「5th Generration」の略称となります。
ちなみに、似たような用語で5GHzというのがありますが、これは電波の周波数帯のことで5Gとは違います。
5Gとは何なのか?何が変わるのか?を取り上げたいと思います。
現在の4Gの次世代規格として日本では2014年9月に「第5世代モバイル推進フォーラム (5GMF The Fifth Generation Mobile Communications Promotion Forum)」が設立され技術開発や標準化に取り組んでいて、2020年3月からサービスを提供しています。
5Gは4Gよりも通信速度が20倍になり同時接続できるのが10倍で通信遅延が10分の1でかなりグレードアップしています。
これにより、IoT機器など多くのデバイスと同時接続できたり、遅延が少なく膨大な情報をリアルタイムで取得できるのでオンラインのライブ観戦が近く感じる事ができるようになります。
ナビアプリに活用すれば渋滞などの混雑状況をリアルタイムに取得し効率よく目的地に着くのもできるようになります。
まだサービスを提供したばかりで、数年かけて全国に提供されるので現状は恩恵を感じるのが小さいです。
今後の期待としては複数カメラを設置して色々な角度から見れるように同時配信してスポーツ観戦やアーティストのライブなどが生配信でも会場に居るように感じれたり、選手や演者に端末を付けて動きを感じれるようにして体感しながら視聴が考えられます。
また、様々なセンサーと低遅延で同時接続ができるので自動運転の実現が高まったと思います。
新しい体験や便利なサービスが5Gによって提供されるのが楽しみです。