Googleなどの検索やTwitterなどのSNSにアクセスし、ここに掲載している様々なサイトにアクセスしていると思います。
この何気なくアクセスしているのに必要なのが「http」というプロトコルになります。
「http」とは「HyperText Transfer Protocol」の略で、最近では最後に「s」が付いた「https」という「HyperText Transfer Protocol Secure」の通信内容が暗号化された安全なプロトコルの利用が多くなりました。
プロトコルは他にも「IP」や「FTP」など色々とあり、用途によって利用するプロトコルは変わります。
このプロトコルは通信規約とも呼ばれ、コンピュータ同士がどのように通信を行うかを決めた約束事になります。
それぞれのコンピュータが独自の通信方法を組み込むと通信ができないので、IETFというインターネットの技術の標準化を推進する組織がRFCという標準仕様が書かれた文書を公開し統一化しています。
全てでは無いですが、参考までに一部のプロトコルを紹介します。
・HTTP (HyperText Transfer Protocol)
WebブラウザとWebサーバーがHTMLなどサイトの情報をやり取りするためのプロトコル
・IP (Internet Protocol)
複数の通信を相互に接続するプロトコルで、IPアドレスを機器に割り当てて通信を行います。
・FTP (File Transfer Protocol)
ファイル転送を行えるプロトコルになります。
ホームページのデータをサイトにアップロードして公開したりなどに使用されます。
最近ではSSHを活用して送信中のデータを暗号化して安全にファイル転送を行うSFTP(SSH File Transfer Protocol)も利用されます。
・SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)
メールを転送するプロトコルになります。
メールソフトからメールサーバに送信する時やメールサーバ間でメールを転送する時に使用されます。
・POP (Post Office Protocol)
メールを受信するプロトコルになります。
メールソフトなどでメールサーバにアクセスして新しいメールが届いているか確認したり、メールを受け取るのに使用されます。
メールソフト側でメールをダウンロードしたらメールサーバ側では削除されます。
・IMAP (Internet Message Access Protocol)
メールを受信するプロトコルになります。
メールソフトなどでメールサーバにアクセスして新しいメールが届いているか確認したり、メールを受け取るのに使用されます。
メールサーバにメールアドレス事にメールボックスという保存される場所が用意されます。